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2018/03/02
マテックス社員に聞いた「マテックスバリューアクション」とは

 MVA(Matex Value Action)とはマテックスが「戦略的に企業文化を築く」事を目的とし、約1年前に導入したSNSシステムで、社内の人の良い行動や考え方などにフォーカスし、具体的なコメントを付したバッジを贈る事でお互いを褒め合う社内SNSです。
実際に誰かを褒める時には、コア・バリュー(マテックスらしさ・価値観)を意味する「バリューバッジ」というバッジを10種類の中から1つ選び、コメントと共に贈ります。コア・バリューを実践したことも確認が出来る仕組みになっていて、社内全員で誰がいつ、何を贈ったのかを共有することができ、更にはコメントに「いいね!」を贈ることも出来ます。
今回は、我々インターンシップ生の2名がMVAを実際に利用している池袋支店営業課係長の水木さんと、鈴木さんのお二人にインタビューをして、MVAの実態について調査をしていこうと思います。

〜何気ないことを褒められる嬉しさ〜

インターンシップ生 もらって一番うれしかったバッジやコメントを教えてください。

鈴木さん バッジは何を貰っても嬉しいですね。具体的なコメントで嬉しいのは、当たり前かもしれませんが「ありがとう」という言葉を頂くことです。見積もりを出すことや、来客応対など、普段社内では当たり前のようにしていることに対して褒められると、自信にも繋がりますし、やはりやってよかったと思えます。結果的に長所を伸ばすことにも繋がっていると思います。

水木さん 他の事業所の先輩と偶然会ったとき、「最近、あまりうまくいっていないんですよ。」という話をしました。私にとっては、何気ない一言だったんですが、先輩はしっかりと覚えていて下さって、次の日にMVAで具体的なアドバイスと「大変だと思うけど頑張ろう!」というコメントを頂きました。そのときは胸に響きましたね。褒められて嫌な人はいないでしょうし、会社内にも共通意識が芽生えるので非常にいいツールだと思います。

〜当たり前を当たり前にしないことで生まれるチームワーク〜

インターンシップ生 MVAは普段の仕事にどういった影響を及ぼしていますか?

鈴木さん やっぱり、やる気じゃないですかね。やる気があると、仕事に対するモチベーションが格段に上がります。そういうことから、自らも積極的に感謝を発信するように心掛けていますよ。クレーム対応などの大きな仕事から、できて当たり前のような仕事までMVAで「ありがとう!」と伝えています。

インターンシップ生 当たり前のようなことにバッジを贈る意味はあるのでしょうか?

水木さん 当たり前のことは、当たり前のように見えますが実際はそうではありません。日々の仕事の中で、徐々にできて当たり前だと思ってしまうようになります。以前感謝していたことも感謝しなくなり、社内のコミュニケーションは減ってしまいます。MVAで感謝を伝えることで、「当たり前のことだと思わない」努力をしています。

インターンシップ生 褒められることでコミュニケーションが増えますし、個人の仕事に対する
モチベーションも上がりますよね。そういったことがゆくゆくの仕事の効率化に繋がるのではないでしょうか。

〜SNSであることのメリット〜

インターンシップ生 褒めるという行為は、口頭でもできると思いますが、あえてSNSを使うことにメリットはあるのでしょうか?

鈴木さん SNSで発信するとなると自分の言葉でコメントを作るため、褒めることを意識するようになります。その分、印象が強く残るんです。

水木さん 面と向かって話すようなことを公開することで、会話と直接関係のない人の目にも触れることになります。社員のSNSでのやりとりを他の社員が見ることで、これまで気づかなかった人の良さに気づくこともあると思います。贈ったコメントに対して、一回もお話しをしたことのない社員の方に「いいね」をもらうこともありますよ。忘年会や他の催しものでお会いする時の話題にもなったりしますね。

インターンシップ生 マテックスらしさを表すコア・バリューはMVAではバッジとして反映されていますが、MVA導入前はコア・バリューを身近に感じることはありましたか?

鈴木さん そう改めて言われるとMVAを導入する前はコア・バリューのことを意識的に行動することが少なかった部分もあったかもしれません。MVAではコア・バリューによってバッジの種類が分かれていますので、バッジを選ぶときにコメントとコア・バリューをリンクさせる必要があり、自然と意識するようになりましたね。

水木さん コメントを贈るときに、自分がやっていることが、コア・バリューに結びついていたのだと再認識できます。MVAはそういうきっかけになっています。

インターンシップ生 日ごろから行っている仕事が、自然とコア・バリューに根付いていくということですか?

水木さん そうですね、導入前は自分が好きなコア・バリューばかりを意識していたかもしれませんが、MVAを導入したことで、今まで身近に感じていなかった他のコア・バリューにも注目するようになりましたね。

〜贈った人を表彰する目的〜

インターンシップ生 バッジを多く貰ったひとが表彰されるのは当然ですが、バッジを多く贈った人も表彰されるのは何故だと思いますか?

鈴木さん MVAを活発化させるうえで、積極的に参加する人は必要不可欠です。MVAの活発化は会社のコミュニケーションを円滑にし、会社を良くする要素にもなります。ですから、自ら会社を良くしようとバッジを多く贈る人は当然に表彰に値すると思います。

インターンシップ生 バッジをいっぱい贈っている人のページを見せて頂きましたけど、一つ一つ文章量があって、内容も具体的に書いてあって驚きました。

水木さん 私もむしろ、もらう方より贈るほうがすごいと思います。常に人のいいところを探す努力をしているってことですからね。

<MVAの真価とは>
 見積もりを出してもらうことや、来客応対など、普段社内では当たり前のようにしてもらっていることもMVAを通すことで、それぞれの自信につながり、自身の良い所を伸ばすことにも繋がるように感じました。良い行いは誰かが必ず見てくれているという意識は、社員全員の共通意識となり、社員一人一人が積極的に行動をする原動力にもなると思います。更に、コア・バリューを反映させたバッジを贈るので、自然とコア・バリューの実践にもつながり、SNSのメリットである「共有」はMVAでも大きな効果をもたらしているのだと思いました。また、直接やり取りのない社員同士でも、誰が誰に何を贈ったかを見ることが出来る為、やり取りに関係のない人がコメントに対して「いいね!」を贈ったりすることで、その人との関係を築くための会話のきっかけにもなっているのです。
 実際にMVAについてのインタビューをした時も、社員からはMVAに関するエピソードや、改善したら更に良くなることなど、MVAに対する熱い思いが伝わってきました。このようにMVAは、マテックスの「戦略的に企業文化を築く」ための重要な要素として、社員一人一人のモチベーションを高め、確実に会社に浸透していると思います。

インターンシップ生 
大正大学 3年 S・G
獨協大学 3年 M・T