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2020/11/02
新しい働きかたとコミュニケーションのとりかた 〜新型コロナウイルスへの対応について〜

新型コロナウイルス国内感染拡大を抑制するための、政府からの基本方針が発表されて以降、4月には緊急事態宣言が発令されるなど、今日まで予断を許さない状況が続いています。一人一人の行動が感染拡大防止のカギを握るとされる中、企業においても同様に新しい勤務体系への変容や柔軟な対応が求められています。弊社においても、お客様や仕入先、そして社員やその家族の安全と健康を最優先に考えた対応を講じています。

■安全と健康を最優先に -企業としての対応-
新型コロナウイルスの対応について、社内で第一報が通知されたのは、2月中旬のことでした。マスク着用の義務、10人以上のイベント及びミーティングの開催・参加は控える、営業訪問活動は安全を考慮するなど、社員には安全を最優先に危機感を持った行動をとることとし、また、お客様を感染させてしまう事は絶対にあってはならないと、今後の対応についてご理解とご協力をお願いする文面をお届けしました。その後、緊急事態宣言が発令された期間中は、1日交代の2交代制勤務とし、出勤しない社員は在宅勤務とする、時短勤務や時差出勤等の柔軟な対応をとる、また社員には使い捨てマスク及び、携帯用抗ウイルス薬を配布しました。社内外への通知は10回を超え、現在も新しい働き方として在宅勤務をはじめzoomやchatworkを活用した会議や営業活動を推奨しています。

■在宅勤務時間を「学びの時間」に
在宅勤務をする中で、通常の仕事とは別に、それぞれが新たな学びの場としてこの時間を活用して欲しい。そこでいくつかの課題を設け、各自のペースでその課題に取り組むことにしました。その中の一つとして「SDGs基礎知識学習とマテックスSDGs目標について」があります。マテックスでは、SDGsで掲げられた17の目標の中でも特に事業分野が大きく関わる項目について、具体的な数値目標を掲げています。この数値目標を設定するにあたり、まずはSDGs基礎知識をはじめ、マテックス数値目標案についてそれぞれが所感を提出する課題に取り組みました。すべての社員がこの目標に納得し、自分事として取り組んでいくためです。それぞれが自身の担当業務から感じることや体験をもとに、この目標に対する様々な前向きな意見が寄せられました。そうしてみんなの意見をもとに設定されたのが、2030年までに2013年比で「CO2排出量マイナス26%」「エコガラスの普及促進で社会からのCO2排出量削減17万5千トン」という2つの目標です。社員一人ひとりの省エネ意識を結集してこの目標を達成するべく取り組んでいきます。
https://www.matex-glass.co.jp/vision/matex_sdgs.html

■離れていても「共にある」ということ
経験したことのない状況の中、これまで仕事をするための場所として当たり前に集まっていた場所(会社)へ行くことができなかったり、WEBを活用した新しい働き方や、個々の柔軟な対応が求められたりと少々疲れたり迷いが生じることもあります。そんな状況を考慮し、社長から社員へ今の会社の状況や課題、目標を共有するYouTube動画によるメッセージ配信も継続してきました。また相手の良い言動を称賛し伝えるチームワークアプリ「RECOG」も上手く活用しています。離れていても誰かの良い言動を称賛したり、そのメッセージを読んだ他の誰かが“拍手”を贈ったり、そしてまた、他の誰かがそのやりとりに勇気づけられたりしているのです。対面が当たり前だったことがPCを通しての会話に変わることでコミュニケーション不足を危惧する場面もありますが、変化を楽しみ、新たな働き方の発見や成長の糧として捉えていこうと考えています。

※本社入口カウンターに飛沫防止対策として新たに設置した受付パーティション
木製枠の中央にあるガラスは、日本板硝子㈱のウイルスクリーン(可視光によってガラス面に付着する99%以上のウイルスを不活性化)を使用