初めてのオンラインインターンシップを開催
今年のインターンシップは例年と異なり、プログラムの全てをオンライン上で実施致しました。その新たな取り組みをどのような想いで行ったのか、そして、参加頂いた皆様の声をご紹介したいと思います。
■コロナ禍でも変わらない体験を
「前例のない就職活動を強いられた学生の皆さんに例年と変わらない体験を提供したい。」この想いで私たちはインターンシップ実施の方法について検討を続けてきました。そして、何よりも今年は感染の心配が無い環境で参加してもらうことが大切であると考え、初めてオンラインという形式を採用したのです。
今回は「商社への理解を深める」「営業の仕事を体験する」という2つのテーマで1日〜3日間のプログラムを実施。オンラインでのディスカッションや、ロールプレイングなど、私たちも初めての事だらけの挑戦です。学生の皆さんにもオンラインインターンシップは初めてという方も多くいらっしゃいましたが、それでもとてもスムーズに参加していて、その高い順応性に驚かされました。
■オンラインだから、会える
例年は主に関東圏の方が参加してくださるのですが、今年は全国各地から参加者が集まって頂きました。オフラインで行っていたらお会いできなかった学生さんの参画は、私たちも様々な刺激を受けることができました。私たちの想定を超えて全国からご参加いただいた中には、「留学中のフィリピンからの参加」という方もいらっしゃり、皆で「おぉー!」と驚嘆した場面もありました。
■オンラインでも、伝わる
オンライン化にあたって最も心配していたことは「伝わるか」ということでした。実際に言葉足らずになる場面もあったように思います。しかし参加者の「感想共有タイム」でうれしい誤算がおこりました。声には出しませんでしたが私たちが伝えたいと思っていた事を発表してくれる方が沢山いらっしゃったのです。ワークをつうじて「気づいてもらえた」という事が何より嬉しかったと共に、今までしゃべりすぎてしまっていたのではないか、という反省にもつながりました。
ここで参加してくださった皆さまの声をいくつかご紹介したいと思います。
◆オンラインでは仕事について詳しく理解できないのではと思っていたが、グループディスカッションなどを通じて理解を深めることができた。
◆グループディスカッションの自信をつけることができ、良い就職活動の準備になった。
◆少人数で1人1人に良かった点と改善点をフィードバック頂けたことが良かった。
◆直接のお客様だけでなくその先の工務店や生活者のことまで考えて提案できる、商社としての面白さを感じる事が出来た。
皆さんが主体的に参加してくださったこともあり、オンラインの開催でも伝えたいことを余すことなく伝えられたと感じています。中には「対面でやりたかった」というお声もいただきましたが、晴れて対面で行う際にはオンラインでの経験を活かした新たなプログラムを提供できることと思います。私たちにとっても、今後の可能性が感じられる貴重な経験となりました。
TOPICS| ACTION
2021/02/02
初めてのオンラインインターンシップを開催