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2025/11/11
官民連携で学びを共有。「アート思考」で人材育成。

マテックス株式会社(本社:東京都豊島区上池袋、代表取締役社長:松本浩志)が運営するオープンイノベーション施設「HIRAKU 01 IKEBUKURO」にて、官民連携による地域人材育成プログラム「Kids=Artists的対話鑑賞~アートを通じて育む思考力・行動力・共創力~」が開催されました。本プログラムは、「アート思考」をテーマに、地域企業の経営者や若手社員が、正解のない課題に向き合い自分なりの答えを導く力を養うことを目的としています。マテックスは、地域団体との連携を通じて、企業の枠を超えた学びの場を提供し、人材育成の新しいモデルづくりを進めています。

■内容
2025年9月、マテックス株式会社(本社:東京都豊島区上池袋、代表取締役社長:松本浩志)が運営するオープンイノベーション施設「HIRAKU 01 IKEBUKURO」にて、官民連携による地域人材育成プログラム「Kids=Artists的対話鑑賞~アートを通じて育む思考力・行動力・共創力~」が開催されました。本プログラムは、「アート思考」をテーマに、地域企業の経営者や若手社員が、正解のない課題に向き合い自分なりの答えを導く力を養うことを目的としています。全2回開催され、豊島区職員23名、チームとしま参画企業から8社16名が参加しました。

■背景
少子高齢化や市場縮小が進む中で、企業に求められるのは「正解を探す力」ではなく、「自ら問いを立て、解を生み出す力」。マテックス株式会社は、そうした時代の変化に対応するため、オープンイノベーション施設「HIRAKU 01 IKEBUKURO」を拠点に、地域とともに学びを共有する取り組みを推進しています。

■官民連携による新しい学びのかたち
今回の人材育成プログラムは、豊島区をはじめとする地域団体と企業が協働する官民連携の取り組みとして実施。「アート思考」を切り口に、参加者が日常業務から離れて自由に発想し、社会やビジネスにおける新たな価値創出を探求しました。

■地域企業の成長を支えるマテックスの役割
マテックスは、ガラス卸売業という枠を超え、「人と企業の成長を支える教育企業」としての側面を強化。自社社員のみならず、顧客販売店や地域企業の人材育成にも寄与するプログラムを展開しています。

■マテックスの考える人材育成の未来
マテックスは、縮小社会における企業の生き方を「人の力」で切り拓くことを目指しています。そのために、従来型の「知識習得型」教育から脱却し、アート思考や越境学習を通じて、「自分なりの答えを導く力」を磨く場づくりを進めています。

■関係者コメント
STUDIO201 宮副信也さん
情報が溢れる現代では、他人の評価や世間の価値観に流され、一歩を踏み出すことに無力感を感じやすい社会になっていると思います。だからこそ、自分の心の中にある「本当にやりたいこと」を見つめ直し、自分自身の評価基準で行動する喜びを感じることが大切です。今回のセミナーが、そのきっかけになれたなら嬉しく思います。豊島区の皆さんと、これからも一緒に、その一歩を踏み出す喜びを探求していけたら嬉しく思います。

豊島区 人事課 佐藤智子さん
今回の研修は自分自身と向き合い、価値観や考え方を掘り下げていくということで、職員が自らの既成概念を問い直し、新たな視点や気づきを得る貴重な機会となりました。グループワークでは初対面とは思えないほど活発な意見交換がなされ、組織の枠を超えた連帯感も感じられるなど、合同研修ならではの効果を実感しました。今後も研修を通じて、チームとしま企業の皆さまとのつながりを深めてまいりたいと思います。

マテックス株式会社 総務統括部 戸口直哉
絵心のあるなしや上手下手でなく、自分の感じた事をきちんとアウトプットする、他人の感じている事をインプットする、それがアート思考だと思います。ビジネスの現場に必要であることはもちろんですが、私自身今回の合同研修を通じて、区内各所のアート展示を楽しく鑑賞する手法を身につけられた気がします。これからも豊島区の皆さまとの共創のもと、HIRAKUという場をつうじて、「学び」や「人とつながること」の楽しみをお届けしていきたいと思います。

参考URL:チームとしまウェブサイト
https://team-toshima.jp/action/index.php?c=action_view&pk=1758525377